好敵手たちから学べ。西濃バーモント

こんにちは、管理人のK氏です。

さてさて、先週の土日には西濃地区のバーモントカップが行われました。

準優勝という結果に終わり、その内容もライバルチームとの試合結果も散々だった今大会。

「さては悔しすぎてブログ書かない気やなこいつ……。勝った時だけ得意げに長文綴るとか卑怯なやつやでほんま」と思った方も多いのではないのでしょうか? いや知らないけど。

 

書きますよもちろん。

土日の疲れで書く元気がなかっただけですはい。月曜日には朝から保育所へのサッカー教室の予定も入っていて、個人的な仕事の方も佳境を迎えていて、結構かつかつなんですよ……。

おっと、そこらへんはK氏の戯言で書くとしましょう。ここはオフシャルブログなので、チームのことを書かないとね!

 

さて、今大会。

見る者を感動させる試合がいくつも生まれた大会でした。

しかし残念なことに、誠に残念なことに、本当にめちゃくちゃもう呆れるくらいに残念なことに、

その試合を演じたチームは、我がチームではありませんでした。

本当に残念でならない。

 

人を感動させる要素とはなんだろうか?

他者を魅了する個人技か? 綺麗なパスワークからの崩しか?

いやいや、そんな小難しいものじゃない。もっと単純なものだ。

 

気持ちである。

絶対勝ってやるという強い気持ち。戦う気持ち。

それが前面に押し出されたプレーは見てる人を感動させる。

だって、一生懸命頑張る子供たちは、誰が見ても心打たれるから。

 

今大会唯一の敗戦。相手チームには明らかに、うちに打ち勝とうという気持ちが見られた。対して我がチームの選手は、淡々とプレーに興じるのみ。そりゃ負けるわ。

 

 

今大会一番の盛り上がりを見せた、上記のチーム対ある少年団の試合。会場すべてがその少年団を応援してしまった。好き嫌いからではない。単純に、めちゃくちゃ頑張ってた、からだ。我がチームの選手たちもあの試合は見ていただろう。君たちが大敗したチームに、あのような好ゲームを展開したのだ。学べるところがたくさんあったに違いない。

 

我がチームの選手たちは、相手を死ぬ気で追いかけるのをさぼって簡単に足を出すし、相手が後ろを向いているときは平気で前を向かせるし、ピンチ時では前線で2名ほどの選手がお散歩中だし。

なんじゃそら。

 

フットサルは難しいようで、単純だ。

あの狭いコートだと、8対8より球際の場面が多くなる。だから、そこさえ頑張っていれば、勝手に失点は少なくなる。

上記の試合がまさにそうだ。

 

我がチームのU12に足りないところはそこなのだ。いや、もちろん他にも山ほどあるが、まずはそこ。

そして、頑張る、というのは理論上は誰でもできるはずだ。うまい下手なんて関係ないのだから。

 

今大会、ライバルチームに大敗というおまけ付きの、かなり悔しい結果なのに、私は歯を食いしばりたい気持ちにはならなかった。いや、もちろん悔しくはあったけれど。

 

だって、やってないから。やることやって、やりきって、いい試合を演じたのに、そのうえで負けたのなら、悔しい。でも、負けて当たり前のことをしているのだから、そりゃ、そんなうちとは違って、頑張る姿勢を見せた好敵手に称賛の拍手を送らざるをえない。

 

まだ下呂で借りを返せるチャンスがあるから、というのもあるかもしれない。

そのために必要なことだったと、そうやって自分の中で消化して、悔しい気持ちをまぎらわしているだけなのかもしれない。

まぁ、どちらでもいい。

 

重要なのは、このままでは下呂で借りを返すどころか、有名な温泉街で二の舞を踊ってしまうということである。

 

今回我がチームの選手たちに向けたメッセージに長文は必要ない。もうすでに長文を書いている感は否めないが気にしない。

攻守ともに、細かいことを書けばきりがないが、とりあえずは一番重要なことが足りない。

そこがないと、これははっきりと言い切ることができるが、絶対県大会で優勝なんてできない。

 

今のお前らに送る言葉は一言で十分。

 

我がチームの選手たちよ。U12の『トップ』チームの選手たちよ。

 

戦え

以上。